湘南方面から都内通勤の実態
”逗子から都内編”
今回は都内暮らし都内通勤の私が、最終的に移住先を ”逗子” に決めた理由の一つ。
というよりも、むしろ最大の決め手となった逗子から都内への通勤事情について、実体験を元にお届けします。
逗子↔都内の通勤事情
逗子から都心にでるには、横須賀線（横浜・品川・新橋・東京）もしくは湘南新宿ライン（横浜・恵比寿・渋谷・新宿）を使います。
これだけの都内主要駅まで1時間位で行けて、しかも乗り換えなし。
乗ったら乗りっぱなし、つまり座れたら座りっぱなし。
知らなかったという方も多いと思いますが、逗子は鎌倉のお隣なんです。（私も引っ越す1ヶ月前、逗子に遊びに来た時まで知らなかった）
となると、通勤事情も鎌倉と一緒でしょ？と思ったら、大きな違いが・・！
都内通勤組の多い、逗子鎌倉エリア。
こんなに都心から離れれば電車だって空いてるんじゃないの？と思ったら、大きな間違えで。
ラッシュ時にゆったり座って優雅に通勤、なんてことは鎌倉から乗車すると意外にも難しいこと。
しかし逗子駅からは、間違えなく座って通勤できる方法がある。
これが逗子と鎌倉の大きな違いなのです。
ということで、ここで一旦逗子から都内への所要時間を確認してみましょう。
«逗子からの主要駅までの所要時間»
逗子から→ 恵比寿 55分 品川 54分
渋谷 58分 新橋 59分
新宿 63分 東京 62分
座って通勤するためのコツ
じゃあ、逗子から座って通勤できる方法ってなんなの？ってことで、ここからは「座って通勤するための方法」をご紹介。
–通勤編–
逗子は湘南新宿ラインの始発駅。
始発である湘南新宿ラインなら、出発の5分前までに電車に乗り車両内を歩いていれば、さほど苦労せず空席にめぐりあえます。
ただし、出発間際の駆け込みも多いので、出発3分前を切ると空席を見つけることが難しくなってきます。
そして横須賀線。
逗子は横須賀線上り列車の増結駅。
通勤時間帯のほとんどの上り列車は、逗子駅に着くと4両増結し、都内へ向けて出発。
つまり、増結車両部分に5分前に並んでいれば、間違えなく座ったまま都内まで快適に過ごすことができるのです。
ちなみに、通勤ラッシュのピークはおおよそ6時40分〜7時40分ころ。(私の感覚なので、若干のズレもあるかも知れません）
それ以降、8時を過ぎたころからは、混雑のピークは超え、若干席に余裕がでてくる印象です。
特に最後尾（増結車両の一番端っこ）へ近づく程、空席を見つけられる可能性は高くなり、出発前の列に並ばなくとも座れることも。
たまに逗子を出発した後にも、空席が残っていることもあったりします。
–帰宅編–
さて、お次は逗子への帰宅編。
ここは鎌倉と同じなので、鎌倉編読んだよ、っていう方は----の間は読み飛ばしちゃってください。
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湘南新宿ラインの終電は結構早く、22:30渋谷発。
渋谷で飲んだ帰りは東横線か品川経由で横須賀線を使って帰ります。
この時間帯の横須賀線は、満員ではないけれど中々の乗車率。
ここで座れることはあまりありませんが、諦めてはいけません。
空席が多くでるのは、武蔵小杉、保土ヶ谷、横浜、東戸塚。
まずはいかにも武蔵小杉住民らしいこぎれいな人の前に陣取るのがポイントです。（慣れたらかなりの確率で見極められるようになります）
帰宅時もこの乗車時のポジショニングがとても大切。
うっかり扉前の角に陣取っちゃったりすると、横浜を過ぎても座れない…ということにもなりかねません。
とはいえ万が一ここでカンが外れちゃった場合でも、横浜までにはだいたい座れますますのでご安心を。
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そして、帰宅編でも鎌倉との違いが一つ。
逗子が横須賀線の”増結駅”ということは”切り離しポイント”でもある。
つまり15両の多くの車両は、逗子駅で一旦停止し先頭の4両を切り離し、車庫へと回送されます。
お酒を飲んでうたた寝していても、仕事に疲れて熟睡していても、この増結車両に乗ってさえいれば、駅員さんが”逗子ですよー”と優しく起こしてくれるので、乗り過ごすことがありません。
ちなみに湘南新宿ラインも逗子が終点となるのですが、折返し都内へ（もしくは電車によっては埼玉まで・・！）向かってしまうので、駅員さんが起こしてくれることはありません。
逗子行きだから〜と気を抜かないようにしましょう。
-番外編- 少しでも遅くまでとどまりたいという方へ
ちなみにどうにか10分でも遅くまでとどまりたいという方には、鎌倉同様に深夜バスという方法も。
平日のみですが、0:40新橋発・0:55品川発で京急深夜バスが運行されています。
都内通勤組に間違えのない移住先 ”逗子”
ということで、都心へのアクセスの良さが決め手となり、都内からの移住先を逗子に決めました。
鎌倉という街は歴史もあり、海も山もあり、おしゃれなお店もあり・・とても魅力的で、一度くらい ”私鎌倉に住んでるんだ" と言ってみたかったな、という心残りも若干ありましたが、通勤に不安を抱いているのなら断然逗子がおすすめ。
遠くて大変そうだから・・と職場に近いわけでも遠いわけでもない街になんとなく住んで、重いかばんを持って満員電車で押しつぶされている4,50分よりも、座ってのんびりと読書をしたり、SNSをチェックしたり考えをまとめたり、と誰にも邪魔されない充実した時間。
遠いように思えても、意外と知ってみたらそんなに高いハードルではないのかも知れません。
※電車の所要時間や混雑状況などは、2017年4月時点のものです。
自身の経験による個人の主観によるものですので、あくまで、参考としてください。
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